Carpenter’s commitment 大工さんに聞く家づくりコラム

ネオマフォーム充填断熱編

今朝の車の気温計はマイナス2度。

寒さが続きますが、お家の断熱は十分ですか?

現在進行中の作業は、壁の中に敷き詰める断熱材を入れています。

これを充填断熱と言います。

柱と柱の間に入れることで、外気から入ってくる冷気や熱をここで止めます。

腕の良い大工さんが施工しているので、隙間なくピッタリ入っていますね。

しかも、無駄の無いように使いまわししているので、ゴミも少ないですし、高価なネオマフォームを余計に買わなくて済むのでお客様思いですね。

ホールダウン金物などの干渉するところは、ウレタンフォームでしっかり密閉します。

来週は構造躯体検査ですので、検査が終われば外壁側に更に断熱を張ります。

これを外張り断熱と言います。

木造でも柱や梁から伝わる冷気や熱がありますので、それを抑えるのと同時に気密性を高める役割をします。

36坪程度でグラスウールの充填断熱と比べると50~60万円ほどコストはかかりますが、1カ月の光熱費が1万円安くなると仮定しますと5年で回収できることになります。

5年以降は、快適に生活しながら貯金ができるのですからお得ですよね。